SIMピンの代用品と取り替え時の注意点

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“SIMカードを入れ替える際に必要となる道具と言えば「SIMピン」です。iPhoneでは購入時に付属品としてSIMピンが付いていますが小さい部品なので無くしてしまった…という人もいるかもしれません。SIMピンが見当たらない場合には、身近にあるもので代用することもできます。ここではSIMピンの代用品や、取り替え時に注意しておきたいポイントなどをまとめてみましょう。
【SIMカードとは?】
SIMカードは固有のID番号が記載されたカードのことで、データ通信や通話を行うためには欠かせません。ID番号からは契約している携帯電話会社や携帯電話の料金プラン、電話番号など様々な個人情報を確認することができるので、取扱いには注意しなければなりません。古いSIMカードを処分する際には、個人情報が漏えいしないようにクレジットカードやキャッシュカードと同様に、ハサミで切り刻んでから捨てるようにしてください。また通信事業者によっては返送が求められることがあるかもしれません。
SIMカードは以前であればSIMロックが掛けられていたため、他社の携帯会社へ乗り換えする際には端末ごと買い替えなければなりませんでした。このSIMロックとはドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアが、他社のSIMカードを利用できないようにするためにロックをかけている状態です。例えばドコモで購入したスマホを、ソフトバンクで契約して使うにはSIMロックの解除設定が必要になったのです。
しかし2015年5月以降は、総務省によってSIMロックの解除が義務付けられています。これによってそれ以降に販売しているキャリア端末では、他社のSIMカードがSIMロック解除をしなくても使えるようになっています。
【SIMピンを使う時の注意点とは?】
SIMカードを取り替える時に必要となるSIMピンですが、SIMピンを使う時の注意点をまとめてみましょう。
<必ず電源を切ってから作業をしよう>
SIMピンを使ってSIMトレイを取り出す時には、まずはスマホなどの端末の電源を切ってください。電源をつけたまま作業すると故障の原因になるので絶対にやってはいけません。
きちんと電源が切れたのを確認してから、SIMピンを使ってトレイを取り出すようにしましょう。
<Androidの機種ではSIMピンを使わなくても取り替えられる機種もあり>
Androidの端末の中にはSIMピンを使わなくてもSIMカードのトレイを取り出せる機種もあります。そのような機種ではSIMピンを使う必要はありません。
<SIMピンの角度や力の入れ具合に注意しよう>
SIMピンを使用する際には、ピンの角度や力の入れ具合に十分に注意しましょう。
ピンの角度が間違っているとトレイがうまく取りだせません。また力を入れすぎるとSIMカードが破損してしまう可能性もありますので注意が必要です。逆に力加減が少なすぎるとトレイが取り出せないこともあります。
<カチッと音がするまでSIMピンを差し込む>
SIMトレイはスロットと呼ばれる細長い枠に格納されています。スロット部分にある差し込み穴にまっすぐSIMピンを入れると、「カチッ」という音がするまで押し込んでください。しっかりと奥まで差し込まないとトレイが取り出せませんので注意しましょう。SIMトレイが押し出されてきたら、SIMピンを抜いて指でトレイの端を持って引き抜きます。
【SIMピンの代用品は何がよい?!】
SIMカードをすぐに取り替えたいけれど、SIMピンがない…という場合に、何かよい代用品はないでしょうか?ここでは身近にあるSIMピンの代用品についてまとめてみます。ただし使用に関しては自身の責任の範囲内で行うようにしましょう。
<ペーパークリップ>
ペーパークリップはSIMピンの代用品としてぴったりです。ペーパークリップには様々な種類やサイズがありますが、標準サイズのゼムクリップがSIMピンのサイズにぴったりです。Apple社やドコモでもペーパークリップはSIMピンの代用品となることを明言していますよ。ペーパークリップを使用する際にはプラスチック製やビニールコーティングがされているものは×です。ごくごく一般的な銀色のペーパークリップを使用しましょう。ペーパークリップの外側の部分をまっすぐに伸ばして使用すると、SIMピンとほぼ同じ太さになります。
<安全ピン>
ペーパークリップと同様、標準サイズの安全ピンはSIMピンの太さとほぼ同じです。安全ピンについても差し込む部分をまっすぐにして使用しましょう。ただ安全ピンはSIMピンとは違って、先端部分が針になっているので、伸ばす時や作業をする時には指を刺さないように注意しましょう。
<シャープペンシル>
シャープペンシルの芯が出てくる先端部分「ガイドパイプ」は、SIMピンの代わりになります。細くてストレートなシャープペンシルであれば、SIMトレイのスロット穴に入るでしょう。シャープペンシルを使用する時には、シャープペンシルの芯が出ないように気を付けます。シャープペンシルの芯が折れてスマホ端末の中に入ってしまうと故障の原因となります。シャーペンの芯は出ていない状態で使用しましょう。”

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