日立システムズ、「働き方改革」「健康経営」の実証ラボを開設

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日立システムズは11月21日、「働き方改革」「健康経営」などの推進を目的とした施設「Connect SMILE∞ LABO」を、本社地区の事業所内に開設したと発表しました。同社の従業員に対して、自社あるいはパートナーが有する関連製品・サービスなどを実証するほか、中長期的にさまざまな取り組みを実施していくのです。今回の対象事業所では、これまで設置されていなかった出張者向けの勤務席(サテライト席)を設けるとともに、働き方改革や健康経営に関するコーポレートメッセージを発信するデジタルサイネージ、インタラクティブホワイトボードなどの各種コミュニケーションツールを備えた各種スペースを確保するのです。さらに、これらのスペースの全てにセンサを設置することで、常に利用状況を確認することが可能です。また、音声からメンタルの健康状態をチェックするクラウドサービス「音声こころ分析サービス」(日立システムズ製)を設置する。設置されたロボットに話し掛けることで音声データを取得し、チェックする運用を含めた活用環境の検証を実施します。

建機の遠隔操作に体感型コックピット、振動や傾きを操作席で再現

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カナモトが開発した建設機械の遠隔操縦人型ロボット「KanaRobo」向けに、新たな操縦方法として体感型のコックピットコントローラーが追加されました。KanaRoboは、油圧ショベルなど既存の建設機械に搭乗させることで、遠隔地から建設機械を操縦可能にする人型ロボットです。KanaRoboの操縦コントローラーには、卓上のプロポ型コントローラーや実際の建設機械のコックピットをベースにした4画面ディスプレイ搭載のコックピット型コントローラーなど、複数のコントローラーを併用していました。しかし、現場の利用者から、掘削の感覚や衝撃を感じられるコントローラーを求めるニーズが寄せられ、これを受けてKanaRobo用の操作方法として、新たに体感型コックピットコントローラーを開発したのです。体感型コックピットコントローラーは、建設機械の傾きや振動がユーザーの座る運転席にフィードバックされ、今までよりも臨場感のある遠隔操縦ができるとのことです。建設機械に取り付けた3軸ジャイロセンサーからの信号をコックピットが受け取り、その情報を基に3軸シリンダーで運転席を動かす。建設機械の運転席をリアルに再現します。