建機の遠隔操作に体感型コックピット、振動や傾きを操作席で再現

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カナモトが開発した建設機械の遠隔操縦人型ロボット「KanaRobo」向けに、新たな操縦方法として体感型のコックピットコントローラーが追加されました。KanaRoboは、油圧ショベルなど既存の建設機械に搭乗させることで、遠隔地から建設機械を操縦可能にする人型ロボットです。KanaRoboの操縦コントローラーには、卓上のプロポ型コントローラーや実際の建設機械のコックピットをベースにした4画面ディスプレイ搭載のコックピット型コントローラーなど、複数のコントローラーを併用していました。しかし、現場の利用者から、掘削の感覚や衝撃を感じられるコントローラーを求めるニーズが寄せられ、これを受けてKanaRobo用の操作方法として、新たに体感型コックピットコントローラーを開発したのです。体感型コックピットコントローラーは、建設機械の傾きや振動がユーザーの座る運転席にフィードバックされ、今までよりも臨場感のある遠隔操縦ができるとのことです。建設機械に取り付けた3軸ジャイロセンサーからの信号をコックピットが受け取り、その情報を基に3軸シリンダーで運転席を動かす。建設機械の運転席をリアルに再現します。

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